外はすっかり冬の空気で、入り口のドアが開くたびに、冷たい空気が入ってきます。
それでも教室は、皆さんの笑顔とおしゃべりで、すぐにぽかぽかと温かい雰囲気に包まれました。
今日は、先生からのお題はなく、各自が描きたいものを持ってきました。
ひとりの参加者さんが「ゆず」をおすそ分けにと持って来て頂きました。
「今日はこれを描こう」と、さっそく「ゆず」が画材に。
「年末が近づいてきて気忙しいわねぇ」と言いながらも、筆を持つと自然と集中モードに切り替わり、楽しそうに色を重ねていく姿が印象的でした。
12月ならではの慌ただしさの中でも、こうして静かに絵と向き合う時間は、心の休憩にもなりますね。
完成した作品はどれも柔らかく、冬らしい落ち着いた色合いが素敵でした。



